(注)11,藤原為家(1198〜1275)と阿仏尼(?〜1283)
 @藤原為家(1198〜1275)
 鎌倉時代中期の歌人で定家の二男。初め朝廷に使え、父の没後家系と学統を継いだ。承久の乱後(1221)「千首和歌」で歌人として認められ「続後撰和歌集」「続古今和歌集」の勅撰集を始め多くの私家集を編んだ。歌風は温和・平淡。此歌は「続古今和歌集」巻十九に収められている。
 A阿仏尼(?〜1283)
 朝廷に仕えた後、藤原為家の継室(後妻)となり、夫の没後出家し、鎌倉下向の折。[十六夜日記]を著した。この歌は同日記にあり、当時の此辺りを豊かな感性でとらえている。よって為家・阿仏尼の比翼の歌碑とした。
★比翼(ひよく)‥‥2羽の鳥が互いにその翼を並べること。