(注)4,炭太祇(1709〜71)
 江戸中期の俳人。江戸の人。俳諧を雲津水国(すいこく)・慶起逸に学び、江戸座の宗匠となった。一時仏門に入って「道原」と称し大徳寺に住んだ。宝暦4年一転して東京都島原遊郭内に不夜庵を結んで住み、桔梗屋の主人呑獅(どんし)をはじめ妓楼の主人や遊女に俳諧を教えた。晩年は与謝蕪村と特に親しく交わり句作に精進。句集「太祇句選」。     「ブリタニカ国際大百科事典」