(注)10,堀江城跡    「静岡大百科事典」  P739
 室町時代前期の城跡。浜松市舘山寺町。(以前は堀江)。遠鉄舘山寺遊園地の丘陵一帯(御陣山)がその城跡。ここに藩主の居館を中心にした城砦があったであろうが、築城年代や規模等は明確ではない。堀江城は代々大沢氏の居館で、初め今川氏に属していたが、1568年(永禄11年)基胤(もとたね)の代に徳川家康に服属した。以来大沢氏は幕末まで旗本としてこの地方に君臨した。所領は3500余石。