(注)5、一休(1394〜1481)
 室町中期の臨済宗の僧、詩人。幼名は周健。諱は宗純、号は狂雲子、天下老和尚。一休は字。後小松天皇の落胤といわれる。6才で安国寺に入り、13才で作詩法を学び、15才の頃には詩人として名を成した。文明6年(1474)京都大徳寺の住持。詩・狂詩に巧みで書画をよくする。禅院の腐敗に抗し、奇行が多かった。詩集「狂雲集」。一休諸国咄などに伝説化され、小説・戯曲に描かれている。