(4)北浜の大カヤの木

(1)ざざんざの松

(2)雲立のクス
(3)鎧掛松
(4)北浜の大カヤの木
(5)熊野の長藤
(6)善導寺の大樟
(7)クロガネモチ
(8)太子淵の松
(9)次郎柿の原木
(10)トウトの松
(11)天宮神社のナギ
(12)根上がりの松
北浜の大カヤの木   現地説明板
     國指定天然記念物 昭和29年3月20日指定。
  カヤノキは、イチイ科の常緑樹で幹は直立しよく分枝する。実(み)
 は食用や薬用  となるほか食用油もとれる。北浜の大カヤノキは、高さ22,3m、目の高さでの幹回り5,4m、根元回り15m、樹齢は凡そ600年と推定され、我が国のカヤノキの中でも有数の巨樹である。   
昭和57年10月 浜北市教育委員会


※榧(かや)
  イチイ科の常緑高木。本州・四国・九州の山野に自生する。幹の高さ約20m、周囲3mに達する。葉は扁平線状、革質で厚く、先端は鋭い。雌雄異株。4月頃開花。実は広楕円形で、核(種子)は食用・薬用とし、また油を搾る。材質は堅くて土台・橋・桶・碁盤・将棋盤・駒などに用いる。種子を乾燥した生薬(しょうやく)の「榧(ひ)実(じつ)」は十二指腸虫駆除に効があるという。